大正15年、早大2年生の入交好保さんはともすれば退屈になりがちな夏休み中、何か有意義なことをやろうと考え板垣退助の像があるのに「龍馬の銅像」がないのは「けしからん」という想いがあり、日本一の龍馬像を建設しようと決断した。

場所はアメリカ「自由の女神」に倣い太平洋を望む桂浜の岩頭と決めた。

募金に東奔西走し昭和3年「高知縣青年」は坂本龍馬像を建立する。

その年高知県社会運動史に名を残す土佐電気鉄道ストライキを決行、拘置所生活を経て支那事変の初め大陸へ渡り事業を興す。

敗戦後昭和21年に南国市に引き上げ日章村長になるも在職2カ月で公職追放となる。

昭和22年からヤミ砂糖を合法販売する会社経営を主たる業務としながら4年間物部川ダム建設に尽力する。

昭和30年から8年間県政顧問となり、その後、園芸連経済連に関わり段ボール会社などを設立。

昭和40年前半には手結山観光ホテル、土佐カントリークラブを開業させる。

昭和40年後半には高知空港拡張工事に関わり高知空港は拡張、ジェット化に入る。そして昭和44年夜須町と芸西村にまたがる百数十ヘクタールの用地に「考える村」構想を考え、趣意書には「この村に入るものは心身ともに自然にかえり、人生の意義を先人に学び、そして考える」とあり、科学文明の犠牲になり亡びゆく自然に日本の良心の欠落を嘆き悲しむ。

入交さん86歳の時「私の道楽人生は龍馬銅像に始まり、考える村に終わった」と語っています。

入交さんの恩人坂本龍馬先生銅像建設会長 野村茂久馬翁の言葉「未来は青年のもの」とあります。

平成令和の「現代、そして未来の青年のため」に激動の昭和を反骨のスピリッツを持って悔いのない人生を送った土佐人・入交好保さん的生き方を次の世代に伝承していくこの会の趣旨にご賛同いただきご協力をよろしくお願い申しあげます。

(令和10年、坂本龍馬先生銅像建設100年となります。)

令和5年11月吉日

「反骨の土佐人・入交好保さんを語る会」 
発起人代表 一般社団法人 高知サマサマCCRCセンター 理事 井倉 俊一郎
早稲田大学商議員  元土佐塾高校校長    佐々木 裕
NPO法人 コープ自然派プラス 理事長     東條 美紀

 

開催日令和5年12月10日(日)
時間13:30~16:30
開催場所高知市立自由民権記念館 民権ホール
会費1,000円 / 生徒・学生500円(会場費、資料作成費)
お問い合わせ一般社団法人 高知サマサマCCRCセンター
tel:088-883-6699
携帯:090-7623-4606(井倉まで)
mail:info@kochi-ccrc.com

 

日程講師テーマ
13:30~14:10小浜亭馬楽「土佐の風雲児 入交好保」
14:10~15:30坂本龍馬銅像 高知県立坂本龍馬記念館 学芸課長 河村章代氏
入交好保さん親族 NPOコープ自然派プラス 理事長 東條美紀氏
龍馬賞基金事務局 株式会社土佐塾 常務取締役 福島智氏
考える村建設 株式会香美水道組合 取締役 中澤仁氏
手結山開発観光 入交好保顕彰墓参会(元高知市議)岡﨑洋一郎氏
コーディネーター一般社団法人高知サマサマCCRCセンター 井倉俊一郎
入交好保さんを語るパネルディスカッション
15:30~16:30参加者を加えてのディスカッション

 
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